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コメントが寄せられたので、改めてこの回を読むと自分でも面白かったので…再び…バックアゲイン!! 8月8~9日 大人の夏休み 第二章 精鋭を持って知られる"MAGIC雷撃隊”緊張の面持ちで集う若鷲たち。メンバーは一番隊”飛行隊長kashi"、特殊髪型潜航部隊”tuboi”ダーク突入部隊”jack"そしてこのオレ、隊長こと”magic"今日も長い一日になりそうだ。そう今日は、ハードな訓練で知られる我が部隊の下田飛行訓練日、いやが上にも緊張が募る。最後の搭乗員”jack"を乗せ、カシの操縦により一路下田を目指す。”ヒヒ〜ン”ホワイトホースの調子も絶好調だ。心地よい咆哮と共に首都高に駆け上がる。 ”よし、各自点検。荷物のチェック及び携帯品の忘れ物、武器操作確認。” ”隊長、自分武器がありません。” ジャックが叫ぶ。 ”浮き輪見つからないんだよね。” 坪井君がぼやく、その時 ”隊長、自分ボディボード持ってきました。” ”おおっカシ、マジックボードとホワイトボードのそろい踏みだ。” ”いいえ…ハンサムボードです。” ”よし各自、下田、現地にて購入。坪井君は、ビーサンも購入だ。” 軽快に進むホワイトホースだが、一本降りる所を間違え小田原で彷徨うことに…だが猛者揃いの我が部隊、素早くコンビニにて聞き込みをし問題を解決。しばらく公道を走っていると、横に坪井カーが。皆の緊張がピークになる。誰かが喉を鳴らすのも鮮明に聞こえる程の静寂に車内は包まれる。 ”坪井カーだ…” tuboiのペイントも眩しいこの車。高知の坪井川といい、全国には、草の根坪井軍団と呼ばれるグループがあるらしい…恐るべきイルシット。 しかし夏の135は、大交通渋滞。だが目の前の海、気の合う仲間、作戦会議をしていれば退屈なんてことはない。そして伊豆高原、さっきカシとジャックが聞き込みをしたところによると(カシは、落としの柏さんとして有名である。)美味しい寿司屋があるらしく、必ず寄るべしとのこと。でもそこは、"白バイ野郎 ジョン&パンチ "以来の迷コンビと呼ばれる、“カシ&ジャック”店名をすっかり忘れている。ここは右も左も寿司屋だらけ、… ”隊長自分、コンビニの日焼けした遊び人風のオヤジの言った店の名を忘れました…” ”よし、進路変更、下田にて昼を食べるとしよう。” 熱海→伊東→熱川と南下するにつれて海も奇麗になっていく。思わず期待も高まるその時、ジャックが叫ぶ ”カシさん十時の方向に大量のギャルが…” ”庄田君、二時の方向にもマーメイドたちが戯れているよ。” ”いいっすね〜” 呑気に坪井君も呟く。 いつの間にかここは、もう白浜。ギャングスタとビッチの夏のワンナイトラヴの墓標が、砂浜に刺さる悪名高き海岸だが,隊員たちは、ヒートアップした模様。 ”よし取りあえず、下田にて寿司を摘みつつ作戦会議だ!” ”ラジャー” 我々は、下田魚協市場にある"地魚回転寿司 魚どんや"に向かった。一時過ぎに到着。六時に出たことを考えると、やはり真夜中の出発が正しいかもしれない。超人気店のため、相変わらずの大行列。だが回転が早く40分過ぎには入店。三人で乾杯!カシは運転があるので、ウーロン茶。カシには悪いがビールが旨い。一時間程、地魚とビールを堪能して多々戸浜に向かうことにした。ここは、波が大きく、水も奇麗、お気に入りのビーチだ。 青い空と透き通る海、目の前の風景に皆たまらず水着に着替える。もちろん下田にてジャックは、シュノーケル、坪井君は、浮き輪をゲット。基地を設営し泳ぎに行くことに。ボディボードの上で波を待っているオレとカシ、揺れが気持ちいい。突然カシが叫ぶ ”隊長!前方より魚雷接近、回避願います。” ”ぬなっ” よく見るとそれは、庄田だった。一心不乱に突き進む姿は、まさに魚雷。坪井君も波に揺られ楽しそうだ。夏っていいよな…いつの間にか、五時過ぎ、今日は”弓ケ浜 花火大会”があるので早めに帰らねば ”よし、全員撤収準備” 名残惜しいが仕方ない、その時カシが呟く ”自分ら今日波に乗れませんでしたね、行けてないっすね…” ”うっ…” まあ明日こそは、華麗に乗るしかあるまい。今日の宿”メールクラブ”にチェックイン。各自それぞれシャワーを浴び、疲れをとる。だが休んではいられない。早速弓ケ浜に向かう。余りのハードスケジュールのため、隊員たちも口数は少なめだ。日本の渚、百選の一つ”弓ケ浜”。意外と人は、少ない。白浜にマットをひき花火を見る。水中花火の凄さに、各人満足げだ。やはり来てよかった。こんなに近くでのんびりと花火を見れる機会はそうはあるまい、ましてや全員寝転がってなど。猛者たちの休息に相応しい、空は一面の星空。気分は、皆スナフキンさ。 楽しんだ後、下田にて食事。だがまたしても花火の渋滞で皆、ぐったり。おまけにこの時間入れる店は、あまりなく我々は、夕食に又もや地魚を求めていた。雰囲気につれられて入った店は、地元御用達の様子だが、男が女をくどく創作和食居酒屋。地元のカップルで一杯だ。こんな感じの居酒屋ならしょっちゅう東京でいっている…下田ならではの居酒屋に行きたい。 ”魚が食べたい…” 早々と退散し、宿で宴会。酔いも深まった頃、坪井君が肴に、サービスで付いてきたパンをトースターで焼いている。 ”坪井君…焼き過ぎじゃないか?何か臭うぞ…” ”大丈夫ですよ、マキさん…あっっ…焦げている” ”だから、言ったじゃん。” ”いや、けっこうマジで美味いですよ、これ…” 真っ黒に焦げたパン…坪井君のいじっぱりも相変わらずだ。 今日も予定は、タイトに詰まっている。ただ疲れからか、皆の動きも鈍いがそこはそこ用意を始める。 ”隊長、オレ昨日、つまみ食い過ぎて調子悪いです。” ”カシ、オレもそうだ。皆、何故か、酒の肴として、朝食のパンを食べてたな。” 酔うと訳の分からない行動をするのは、我が部隊の性。早速ホワイトホースに乗り込む。今日は、思い出の浜、入田浜に行こう。行って驚いた。これほど奇麗だったかな… “隊長、マジ最高ですね!” ”よしっ!早速基地を設営しよう。” そして素早くボードに乗る。オレもカシも坪井君まで、昨日とは、見違える程、波に乗れている。最高だ、これほど奇麗な海で遊べる幸せに、皆酔っていた。 ”隊長、自分、今までで最高のビーチです。” ”オレもまさか、こんな奇麗だったとは思わなかったよ。昨日のビーチが一番だったけど、チェンジだな。” 楽しすぎる、波が乗りやすく何時までいても飽きない。気の合う仲間と奇麗な海、昨日は花火付きだし、大人の夏休み満喫だ。 二時も過ぎ、一同昼飯を食べることに。下田市中心部にある”亀遊”に向かう。下田に来るとここに寄るのが楽しみだ。何を食べても美味いし、ここの地のりだけでご飯を何杯も食べられる。しかし不幸は、突然やってくる。定休日…不定休がまさか、今日とは。早速、干物屋にてジャックが聞き込み。落としの柏さんの力も借りることなく、美味しい店を紹介してもらう。満足した昼飯の後、といえば、もちろん温泉。一同、滝を見ながら露天ということで”河津七滝 温泉 天城荘”に向かう。 温泉の泉質から言えば、奥下田の観音温泉が最高だが、旅のロマン、皆でのんびり滝を見ながらゆっくりしようということに。414から一路、河津七滝温泉を目指す。ホワイトホースとカシが一つになる…うっっっ…早すぎる、この後も我々は、いやという程峠を攻めるカシのテクニックに驚かされた。アウト&アウト奇麗な曲線を描きながら、カシは獲物を狙う峠の狼、幻の急降下爆撃機と化していった。 そして滝を見ながらの、露天風呂…ヒグラシもわれわれを迎えてくれる。誰もが疲れきっているが、その顔は、任務を達成出来た満足感に満ちている。 ”隊長、この緑を見るだけで癒されますね。” ”今回の訓練もハードだったな…” ”あともう一回この夏、下田にいきましょう!” ”そうだな、波とまだ十分語ってないな…” まだまだ我々に神は試練を与えるつもりらしい。帰りに事件は、起きた。料金所で行き過ぎた為、後ろの坪井君に料金を頼む。 ”坪井さん、お願いします” その時かっこつけて投げた小銭が、無情にも入らず道路に転げ落ちた。 ”なにしているんんんんだ、マッドプロフェッサー坪井!” ”ああっっっ…ドアが開かない…おまけに、お茶をこぼしてしまった。” そうカシの車は、安全のため後部車道側のドアは、開かない。後ろの見も知らぬ車も苛ついているだろう。カシが素早く飛び出し小銭を入れ、無事脱出に成功。 ”大丈夫ですか?” 心配そうにカシが訪ねる。 ”カシ君、自分大丈夫っすよ!” ”坪井君、何言っているんだ!カシが心配なのは、坪井君よりホワイトホースの車内のことだよ。坪井君のことなんて、心配してるわけないじゃないか。” ”隊長…そんな…こと…ないっす…” どうやら図星だったらしい。最近更に人の闇が読めるようになってきた。まあ楽しいときは、瞬きするがするがごとく、流星みたいなものさ。 星が流れる中、ホワイトホースと我々は、次なる任務に備え、東名を爆走し東京を目指すのであった。
by kieru_makyu
| 2012-07-05 15:09
| MAGIC DIARY
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