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1月12日 映画にはいろいろなジャンルがある。 人によって、家族の壮大なドラマが好きな人も入れば、恋愛もの、推理もの、ホラー…好きなジャンルは様々である。 戦争映画を見るとき、選ぶとき、どんな気持ちで見るのだろう? ただ単に戦争映画が好きな人もいる…または反戦、いやいや娯楽として… 別に戦争映画だからこう見なくてはいけないというのはない。 人はそれぞれ色々な考え、思想があり、幸いなことにそれらを検閲されない国に育っている。 ただ戦争映画=反戦という単純な図式だけは避けたいなと個人的には思ったりもする。 勿論、それで見るもの否定はしない。 当たり前だが、誰しも戦争は嫌なものである。 映画である以上もっと深いものを求めてもいいのではないか? つまり戦争というある種の極限状態における人間の心理、生き様… どうしても敗戦国の映画だと、単純に反戦映画となってしまうことが多いが、この二作品はそれを超えるものを持っている。 スターリングラード 橋 どちらもドイツの作品だ。 この二作品の違いは、一つは他国へ戦争に借り出され、そこで地獄を見る。 もう一つは、自分たちの愛する故郷、それも自分たちの関わりの深い所を守らされそこで地獄を見る。 この違いは心理的に大きいと言える。 無理矢理他の国、極寒のソ連スターリングラードで戦い、無理難題とも思える困難に立ち向かうのと、故郷の慣れ親しんだ橋を守るのとでは、気持ちの持ち方が大いに違うだろう。 だがどちらも、極限状態とも言える戦場は、日常を非日常の地獄へと化す。 この二作品を見て、やっぱり戦争は嫌だな、”反戦”という当たり前のことでなく、もっとそこに登場している人物の心理を見ていろいろ感じて欲しい映画である。 ”スターリングラード”は、同名の違う映画の方が有名だろうし、”橋”はほとんど見たことの無い人ばかりだろう。 どちらも気の利いたレンタル店ならおいて有ると思う。 因みに”橋”はリメイクされて1945戦場への橋─ナチス武装戦線─ という作品にもなっている。
by kieru_makyu
| 2013-01-14 00:02
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